このたび、滋賀小児科医会会長を拝命いたしました岡田清春です。会員の皆様をはじめ、日頃より当医会の活動にご理解とご協力を賜っております関係各位に、心より感謝申し上げます。
私は滋賀医科大学卒業後、大学病院や地域の基幹病院で研鑽を積み、現在は高島市で小児科診療に携わっております。これまで多くの恩師や先輩、同僚の先生方に支えられながら、小児医療に携わってまいりました。そのご縁に深く感謝するとともに、これまで培ってきた経験を地域の子どもたちのために役立てたいと考えております。趣味はヨットで、学生時代から現在まで長く親しみ、仲間との交流や自然の中で過ごす時間を大切にしています。
滋賀小児科医会は、小児科医の知識・技術の向上を図るとともに、小児保健や福祉の充実、そして子どもたちの健やかな成長を支えることを使命として活動しています。近年は少子化の進行に加え、育児支援、発達障害、医療的ケア児への対応など、小児医療を取り巻く課題はますます多様化しています。また、県内においても地域による人口構成や医療資源の違いがあり、求められる医療や支援の形も異なっています。
私たちは、滋賀県内のどの地域に暮らしていても、子どもたちが安心して医療や健診、予防接種などの保健・福祉サービスを受けられる環境づくりを進めていかなければなりません。そのためには、行政や関係機関と連携しながら、小児科医の立場から積極的に提言し、地域医療の充実に貢献していくことが重要であると考えています。
現在、1か月児健診や5歳児健診など、切れ目のない成育支援体制の整備が全国で進められています。特に5歳児健診は、発達特性を早期に把握し、必要な支援へつなげる大切な取り組みであり、地域の小児科医が中心となって取り組むべき重要な課題です。滋賀県においても、その実現に向けて医会として積極的に支援してまいります。
滋賀小児科医会は、会員相互の交流と研鑽を深めるとともに、ホームページなどを通じて会員の皆様、そして県民の皆様へ有益な情報を発信し、地域の子どもたちとそのご家族に信頼される医会を目指してまいります。
今後とも、皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年 9月 滋賀小児科医会会長 岡田清春
滋賀小児科医会は、「県内において小児の保健・診療に従事するもの」および「本会の趣旨に賛同・協力するもの」によって構成され、「小児に関する医学・保健および社会問題について研究し、以って小児の福祉増進をはかる」ことを目的としています。
2020年9月現在、会員数は123名。そのほとんどは県内の小児科診療に携わる医師で、多くは県内のクリニックや病院において、日々子どもたちの健康を守るべく努めています。その他、保健行政や福祉関連の専門家にも参加いただいています。
医学は日進月歩であり、適切な医療を提供するためには、常に最新の医学を学ぶ必要があります。そこで本会では、年に3回の学術講演会をはじめ、おもに実臨床に関わる各種勉強会を開催して、会員の知識向上に努めています。
また、医療行政との関わりも重要です。予防接種の仕組みや接種費用の問題については、現場の声をすくい上げ、それを行政に反映していく努力をしています。その他、小児救急、虐待、貧困、在宅医療など、様々な問題について、会員同士で積極的に意見交換を行い、行政との話し合いにも参加しています。これらについては、日本小児科医会とも連携し、その活動にも協力しています。
その他、市民の皆様への、医学や医療に関する正しい情報の発信も、本会の大事な役割だと考えています。他団体とも協力して、今後さらに力を入れていきたいと考えています。
〒520-0526 滋賀県大津市和邇中298 大津赤十字志賀病院 小児科
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